清明(せいめい)は二十四節気の第5番目にあたり、万物が清らかで明るく輝く春の盛りを表します。毎年4月5日ごろで、桜が満開を迎える地域も多い時期です。
目次
清明とは
清明は「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」の略で、「すべてのものが清らかで生き生きとしている」という意味です。草木が芽吹き、花が咲きそろい、空気が澄んで明るい、そんな春の最も美しい時期を表現しています。
この時期の自然と暮らし
- 桜の見ごろ — 本州では満開〜散り始めの時期
- ツバメの飛来 — 南方から渡ってきたツバメが巣作りを始める
- 入学式・新生活 — 日本の新年度が始まる時期と重なる
- お花見 — 桜を楽しむ日本の春の風物詩
清明祭(沖縄・中国)
沖縄では「清明祭(シーミー)」と呼ばれる祖先供養の行事が行われます。家族親戚が墓前に集まり、重箱料理を供えて宴を開く沖縄独特の風習です。
中国では「清明節」として国の祝日にもなっており、墓参りをする大切な日とされています。
七十二候
- 玄鳥至(つばめきたる) — ツバメが南から渡ってくる
- 鴻雁北(こうがんかえる) — 雁(かり)が北へ帰っていく
- 虹始見(にじはじめてあらわる) — 虹が見られるようになる
補足・豆知識
清明は二十四節気の中でも特に美しい名前を持つ節気です。名前のとおり、空気が澄み渡り、自然界が最も生き生きとする時期。「清明」という言葉自体が、俳句や文学作品にもたびたび登場します。
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