穀雨とは?意味・由来・穀物を潤す春の恵みの雨をやさしく解説

穀雨(こくう)は二十四節気の第6番目にあたり、春の最後の節気です。毎年4月20日ごろで、穀物の成長に欠かせない恵みの雨が降る時期を表しています。

目次

穀雨とは

穀雨は「穀物を潤す雨」という意味です。この時期に降る雨は田畑の穀物を育てるために重要とされ、農業暦では田植えの準備を始める目安とされてきました。

春の最後の節気であり、次の立夏から暦の上では夏に入ります。

この時期の自然と暮らし

  • 田植えの準備 — 水田に水を張る「代掻き(しろかき)」が始まる
  • 藤の花 — 藤棚が見ごろを迎える
  • 新茶の季節 — 八十八夜(立春から88日目)が近づき、茶摘みの準備が始まる
  • 牡丹(ぼたん) — 「百花の王」とも呼ばれる牡丹が咲く

七十二候

  1. 葭始生(あしはじめてしょうず) — 葦(あし)が芽吹き始める
  2. 霜止出苗(しもやんでなえいずる) — 霜が降りなくなり、苗が育ち始める
  3. 牡丹華(ぼたんはなさく) — 牡丹の花が咲く

補足・豆知識

穀雨を過ぎると「八十八夜」を迎え、新茶の季節が到来します。「夏も近づく八十八夜」という歌はこの時期の風物詩を歌ったものです。穀雨は春と夏の境目にあたる節気で、この時期を過ぎると一気に初夏の空気に変わっていきます。

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