大暑(たいしょ)は二十四節気の第12番目にあたり、一年で最も暑さが厳しい時期を表します。毎年7月23日ごろで、夏の最後の節気です。
目次
大暑とは
大暑は文字どおり「暑さが最も大きい(厳しい)」という意味です。梅雨が明けた後の強い日差しと高い湿度が重なり、体感的にも一年で最も暑く感じられる時期です。
夏の最後の節気であり、次の立秋を迎えると暦の上では秋に入ります。立秋以降に出す残暑見舞いとの切り替え時期でもあります。
この時期の自然と暮らし
- 打ち水 — 地面に水を撒いて涼を取る伝統的な暑さ対策
- 土用の丑の日 — 鰻を食べて夏バテを防ぐ風習(大暑の時期に重なることが多い)
- 花火大会 — 各地で夏の花火大会が盛んに行われる
- 夏野菜の最盛期 — トマト・きゅうり・茄子などが旬を迎える
七十二候
- 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) — 桐の花が実を結び始める
- 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし) — 土が湿り、蒸し暑さが増す
- 大雨時行(たいうときどきふる) — 夕立など激しい雨が降ることがある
補足・豆知識
大暑の時期に行われる「土用の丑の日」に鰻を食べる風習は、江戸時代の蘭学者・平賀源内が広めたとされています。夏バテしやすいこの時期に栄養価の高い鰻を食べるのは理にかなった食養生です。また、七十二候の「大雨時行」は夕立やゲリラ豪雨のこと。大暑を過ぎれば立秋、暑さのピークは間もなく終わりを迎えます。
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