小雪(しょうせつ)は二十四節気の第20番目にあたり、わずかに雪が降り始める時期を表します。毎年11月22日ごろで、冬の寒さが少しずつ増していく節気です。
目次
小雪とは
小雪は「雪がまだ少ない(わずかに降り始める)」という意味です。北国や山間部では初雪が降りますが、まだ積もるほどではなく、平野部では晩秋の名残が感じられる時期です。
この時期の自然と暮らし
- 紅葉の見納め — 平野部でも紅葉が終わりを迎える
- お歳暮の準備 — 年末の贈り物の準備が始まる
- 新嘗祭(にいなめさい) — 11月23日の勤労感謝の日のもとになった五穀豊穣を祝う祭り
- 冬野菜 — 大根・白菜・ほうれん草など冬の野菜が旬を迎える
七十二候
- 虹蔵不見(にじかくれてみえず) — 虹が見えなくなる
- 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう) — 北風が木の葉を払い落とす
- 橘始黄(たちばなはじめてきばむ) — 橘の実が黄色く色づき始める
補足・豆知識
小雪の七十二候「虹蔵不見」は、清明の「虹始見(にじはじめてあらわる)」と対になっています。冬は空気が乾燥し、にわか雨が減るため虹が出にくくなります。また「橘始黄」の橘は日本固有の柑橘類で、京都御所の「右近の橘」として知られています。常緑の橘は永遠の象徴とされ、古来より大切にされてきました。
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