処暑とは?意味・由来・暑さが収まり始める節気をやさしく解説

処暑(しょしょ)は二十四節気の第14番目にあたり、暑さが収まり始める時期を表します。毎年8月23日ごろで、厳しかった夏の暑さが峠を越え、朝夕に涼しさを感じるようになる節気です。

目次

処暑とは

「処」には「止まる」「落ち着く」という意味があり、処暑は「暑さが止む(おさまる)」ことを表します。実際には残暑が続くこともありますが、空の高さや風の質が少しずつ変わり、秋の気配が感じられるようになります。

この時期の自然と暮らし

  • 台風シーズン — 二百十日(立春から210日目)が近づき、台風が増える時期
  • 地蔵盆 — 関西を中心に子どもの守り仏として地蔵盆が行われる
  • 綿の花 — 綿の実がはじけて白いワタが顔を出す
  • 秋の虫 — コオロギや鈴虫の鳴き声が聞こえ始める

七十二候

  1. 綿柎開(わたのはなしべひらく) — 綿の実がはじけ始める
  2. 天地始粛(てんちはじめてさむし) — 天地の暑さがようやく収まり始める
  3. 禾乃登(こくものすなわちみのる) — 稲などの穀物が実り始める

補足・豆知識

処暑を過ぎると「二百十日」や「二百二十日」といった雑節を迎えます。これらは台風の特異日として農家に警戒されてきました。稲が開花・受粉する大切な時期に台風が来ると大きな被害を受けるためです。処暑は暑さの終わりを告げると同時に、実りの秋に向けた自然の緊張感が高まる時期でもあります。

あわせて読みたい
二十四節気とは?一覧と意味・季節の移り変わりをやさしく解説 二十四節気(にじゅうしせっき)は、太陽の動きをもとに一年を24等分した季節の区分です。立春に始まり大寒で終わる24の節気は、日本の暦の基本であり、農業や行事の目...

あわせて読みたい
白露とは?意味・由来・草に露が宿る節気をやさしく解説 白露(はくろ)は二十四節気の第15番目にあたり、朝晩の冷え込みで草に白い露が宿り始める時期を表します。毎年9月7日ごろで、本格的な秋の訪れを感じる節気です。 白露...

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次