立夏(りっか)は二十四節気の第7番目にあたり、暦の上で夏が始まる日です。毎年5月5日ごろで、新緑が鮮やかに輝き、さわやかな風が吹く初夏の節気です。
目次
立夏とは
立夏は「夏が立つ」、つまり夏の気配が現れ始めるという意味です。実際の気候はまだ春の延長のように感じられますが、日差しは強くなり、木々の緑は一段と濃くなっていきます。
立夏から立秋の前日までが暦の上での「夏」にあたります。
この時期の自然と暮らし
- 新緑 — 山々が鮮やかな緑に覆われる
- 端午の節句 — こどもの日(5月5日)と重なることが多い
- 田植え — 西日本を中心に早場米の田植えが始まる
- 鯉のぼり — 空に鯉のぼりが泳ぐ季節
七十二候
- 蛙始鳴(かわずはじめてなく) — 蛙(かえる)が鳴き始める
- 蚯蚓出(みみずいずる) — ミミズが地上に出てくる
- 竹笋生(たけのこしょうず) — 筍(たけのこ)が生え始める
補足・豆知識
立夏は「こどもの日」と重なることが多く、端午の節句の風習と深く結びついています。菖蒲湯に入る、柏餅やちまきを食べるといった行事は、夏に向けて体調を整える意味も込められています。また、この時期に出回る筍は「立夏筍」とも呼ばれ、旬の味覚として親しまれています。
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