小寒(しょうかん)は二十四節気の第23番目にあたり、本格的な寒さが始まる時期を表します。毎年1月5日ごろで、この日から「寒の入り(かんのいり)」となり、一年で最も寒い季節に入ります。
目次
小寒とは
小寒は「寒さがまだ小さい(これから本番を迎える)」という意味です。とはいえ、実際にはすでに厳しい寒さが訪れており、「小」は大寒に向けてさらに寒くなることを示しています。
小寒から節分までの約30日間を「寒中(かんちゅう)」または「寒の内」と呼び、寒中見舞いを出すのはこの期間にあたります。
この時期の自然と暮らし
- 寒中見舞い — 年賀状の時期を過ぎた挨拶状として出す
- 寒稽古 — 武道や書道などで、厳しい寒さの中で心身を鍛える稽古が行われる
- 七草粥 — 1月7日に無病息災を願って春の七草を粥にして食べる
- 寒仕込み — 味噌や醤油、日本酒などの仕込みが始まる
七十二候
- 芹乃栄(せりすなわちさかう) — 芹(せり)が盛んに生える
- 水泉動(しみずあたたかをふくむ) — 地中の泉が動き始める
- 雉始雊(きじはじめてなく) — 雄の雉(きじ)が鳴き始める
補足・豆知識
「寒の水」は小寒から大寒にかけて汲んだ水のことで、雑菌が少なく長持ちするとされてきました。この時期に仕込む味噌や酒が美味しいといわれるのも、寒さが雑菌の繁殖を抑えるためです。日本の伝統的な発酵食品の多くは、この寒の時期に作られてきました。
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