寒露とは?意味・由来・冷たい露が降りる節気をやさしく解説

寒露(かんろ)は二十四節気の第17番目にあたり、露が冷たく感じられるようになる時期を表します。毎年10月8日ごろで、秋が一段と深まり、朝晩の冷え込みが増す節気です。

目次

寒露とは

寒露は「冷たい露が降りる」という意味です。白露のころの露がさらに冷たくなり、秋の深まりを肌で感じるようになります。空気は澄み渡り、秋晴れの日が続く心地よい季節です。

この時期の自然と暮らし

  • 紅葉の始まり — 北日本や山間部から紅葉が始まる
  • 菊の花 — 各地で菊花展が開かれる
  • 秋の実り — 柿・ぶどう・梨などの果物が旬を迎える
  • 運動会 — 秋の運動会シーズン

七十二候

  1. 鴻雁来(こうがんきたる) — 雁(かり)が北方から渡ってくる
  2. 菊花開(きくのはなひらく) — 菊の花が咲き始める
  3. 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり) — キリギリスが戸口で鳴く

補足・豆知識

寒露の七十二候「鴻雁来」は、清明の「鴻雁北(こうがんかえる)」と対になっています。春に北へ帰った雁が、秋になると再びやって来る。渡り鳥の往来を節気に組み込んだ古人の観察力に感心させられます。また、「菊花開」にちなみ、旧暦9月9日の重陽の節句では菊の花を飾り、菊酒を飲んで長寿を祈る風習が伝わっています。

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