大寒(だいかん)は二十四節気の第24番目にあたり、一年で最も寒さが厳しい時期を表します。毎年1月20日ごろで、冬の最後の節気です。次の立春を迎えると暦の上では春に入ります。
目次
大寒とは
大寒は文字どおり「寒さが最も大きい(厳しい)」という意味です。二十四節気の最後の節気であり、ここを過ぎれば立春、つまり新しい季節の巡りが始まります。
気象データでも、1月下旬から2月上旬にかけてが最も気温の低い時期にあたり、暦と実際の気候がよく一致している節気のひとつです。
この時期の自然と暮らし
- 大寒卵 — 大寒の日に産まれた卵は栄養価が高く縁起が良いとされている
- 寒仕込みの最盛期 — 味噌・醤油・日本酒の寒仕込みが佳境を迎える
- 凍り豆腐・寒天づくり — 厳しい寒さを利用した伝統的な保存食づくり
- 節分の準備 — 大寒が過ぎると間もなく節分(立春の前日)
七十二候
- 款冬華(ふきのはなさく) — 蕗(ふき)の花が咲き始める
- 水沢腹堅(さわみずこおりつめる) — 沢の水が厚く凍る
- 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく) — 鶏が卵を産み始める
補足・豆知識
大寒の七十二候に登場する「款冬華(ふきのはなさく)」は、雪の下からふきのとうが顔を出す情景を描いています。最も寒い時期にあって、すでに地面の下では春への準備が始まっている — そんな自然の力強さを感じさせる候です。大寒を過ぎれば立春。厳しい冬はもう終わりが見えています。
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