入梅とは?意味・由来・暦の上の梅雨入りをやさしく解説

入梅(にゅうばい)は雑節のひとつで、暦の上で梅雨に入る日とされています。毎年6月11日ごろで、太陽の黄経が80度に達する日と定められています。

目次

入梅とは

入梅は「梅雨に入る」という意味です。かつては芒種のあとの最初の壬(みずのえ)の日とされていましたが、現在では天文学的な定義(太陽黄経80度)で決まっています。

気象庁が発表する「梅雨入り」は実際の天候に基づくもので、入梅の日付とは必ずしも一致しません。暦の入梅はあくまで目安であり、実際の梅雨入りは年や地域によって前後します。

この時期の自然と暮らし

  • 梅雨の準備 — 除湿対策やカビ防止の準備を始める
  • 紫陽花 — 梅雨の代名詞ともいえる紫陽花が各地で見ごろを迎える
  • 入梅鰯(にゅうばいいわし) — この時期のイワシは脂がのって美味とされる
  • 梅仕事 — 梅干し・梅酒・梅シロップなどの仕込みに最適な時期

補足・豆知識

「梅雨」の語源は、梅の実が熟す時期の雨であることに由来するとされています。入梅の日に降る雨を「梅雨の走り」と呼ぶこともあります。また、入梅の時期のイワシは「入梅鰯」と呼ばれ、一年で最も脂がのって美味しいとされています。梅雨の季節は憂鬱に思われがちですが、農業にとっては田植え後の稲を育てる大切な恵みの雨です。

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