明治神宮おみくじ(大御心)第13首の意味と読み方

明治神宮のおみくじ「大御心(おおみごころ)」の第13首は、テーマ「心(こころ)」についての御製(ぎょせい)です。作者は明治天皇。大御心には大吉や凶といった吉凶の判断はなく、和歌に込められたメッセージをそのまま受け取る形式のおみくじです。

目次

和歌(原文)

しのびてもあるべき時にともすればあやまつものは心なりけり

読み: しのびても あるべきときに ともすれば あやまつものは こころなりけり

作:明治天皇

和歌の読み解き

現代語訳: 耐え忍んでいなければならない時に、つい過ちを犯してしまうもの――それは心なのである。

この和歌は、忍耐の大切さと心の弱さへの戒めを詠んだものです。

  • 「しのびてもあるべき時に」:辛抱して耐えているべきときに。忍耐が必要な局面を指しています。
  • 「ともすれば」:ともすると、つい。うっかり、思わず、という意味です。
  • 「あやまつものは心なりけり」:過ちを犯してしまうのは心である、という気づき。心の弱さが失敗の原因だと指摘しています。

このおみくじのメッセージ

人は忍耐が必要な場面で、つい堪えきれずに軽率な行動をとってしまうことがあります。感情的になって言葉を荒げたり、焦って拙速な判断を下したり。そうした失敗の根本には、心の修養が足りていないという問題があると、明治天皇は指摘しています。

本当の忍耐力とは、我慢できないほど辛いときにこそ発揮されるものです。勝負や成功は最後の最後に決まることが多く、あと少しのところで諦めてしまうのは非常にもったいないことです。短気は損気ともいわれるように、辛抱強さこそが良い結果を引き寄せます。

このおみくじを引いた方は、今こそ辛抱のときかもしれません。焦る気持ちや苛立ちを感じたら、一度深呼吸して心を落ち着けてください。耐えるべきときにしっかり耐えることで、やがて道は開けていきます。

まとめ

  • 忍耐が必要なときに過ちを犯してしまうのは、心の修養不足
  • 本当の忍耐力は、最も辛いときにこそ試される
  • 短気は禁物。辛抱強くあることが成功への鍵
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