明治神宮おみくじ(大御心)第9首の意味と読み方

明治神宮のおみくじ「大御心(おおみごころ)」の第9首は、テーマ「折にふれて(おりにふれて)」についての御歌(みうた)です。作者は昭憲皇太后。大御心には大吉や凶といった吉凶の判断はなく、和歌に込められたメッセージをそのまま受け取る形式のおみくじです。

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和歌(原文)

世の中の人におくれをとりぬべしすすまむときに進まざりせば

読み: よのなかの ひとにおくれを とりぬべし すすまむときに すすまざりせば

作:昭憲皇太后

和歌の読み解き

現代語訳: 世の中の人々に後れを取ってしまうだろう。進むべきときに進まなかったならば。

この和歌は、好機を逃さず行動することの大切さを詠んだものです。

  • 「世の中の人におくれをとりぬべし」:世間の人々に遅れをとってしまうに違いない、という強い推量です。
  • 「すすまむときに」:進むべきとき、すなわち行動を起こすべき機会が訪れたときに。
  • 「進まざりせば」:もし進まなかったならば。好機を逃すことへの警告です。

このおみくじのメッセージ

世の中は絶えず変化し、前に進み続けています。その流れの中で、進むべきときにしっかりと一歩を踏み出さなければ、いつの間にか取り残されてしまいます。昭憲皇太后のこの歌は、日頃からの努力を怠らず、チャンスが来たときに迷わず行動することの大切さを教えています。

また、この歌には「一人だけの力ではなく、周囲との協力が大切だ」というメッセージも読み取れます。社会は多くの人々の協力によって成り立ち、発展してきました。自分だけが立ち止まるのではなく、周囲と歩調を合わせながら前に進むことが求められています。

このおみくじを引いた方は、今まさに行動を起こすべきときかもしれません。「まだ早い」「もう少し様子を見よう」と躊躇しているうちに、好機は過ぎ去ってしまいます。自分に与えられた責任を果たし、積極的に前へ踏み出しましょう。

まとめ

  • 進むべきときに進まなければ、世の中から取り残されてしまうという戒め
  • 日頃の努力を怠らず、チャンスが来たら迷わず行動することが重要
  • 周囲と協力しながら、自分の責任を果たして前進することが大切
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