明治神宮おみくじ(大御心)第10首の意味と読み方

明治神宮のおみくじ「大御心(おおみごころ)」の第10首は、テーマ「耳(みみ)」についての御歌(みうた)です。作者は昭憲皇太后。大御心には大吉や凶といった吉凶の判断はなく、和歌に込められたメッセージをそのまま受け取る形式のおみくじです。

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和歌(原文)

人ごとのよきもあしきも心してきけばわが身の為とこそなれ

読み: ひとごとの よきもあしきも こころして きけばわがみの ためとこそなれ

作:昭憲皇太后

和歌の読み解き

現代語訳: 人の言葉は、良いものも悪いものも注意して聞けば、すべて自分自身のためになるものだ。

この和歌は、人の言葉に耳を傾けることの大切さを詠んだものです。

  • 「人ごとのよきもあしきも」:人の言葉の良いことも悪いこともすべて。褒め言葉も批判も含むという意味です。
  • 「心してきけば」:注意深く、心を込めて聞くならば。聞き流さずに受け止めることの大切さを表しています。
  • 「わが身の為とこそなれ」:すべて自分のためになるのである、という確信に満ちた結び。

このおみくじのメッセージ

日々の暮らしの中で、さまざまな人の言葉が耳に入ってきます。嬉しい言葉もあれば、耳の痛い批判もあるでしょう。この歌は、そのどちらも聞き流さずに注意して受け止めれば、自分の成長につながると教えています。

大切なのは聞き方です。周囲の意見に振り回されるのではなく、かといって聞く耳を持たないのでもなく、冷静に受け止めて自分の糧にする姿勢が求められています。心がけひとつで、どんな言葉からも学びを得ることができるのです。

このおみくじを引いた方は、周囲の人の声にあらためて耳を傾けてみてください。とくに厳しい意見の中にこそ、自分では気づけなかった大切なヒントが隠れていることがあります。聞く力を磨くことが、人生を豊かにする鍵となるでしょう。

まとめ

  • 人の言葉は良いものも悪いものも、注意して聞けばすべて自分のためになる
  • 聞き流さず、振り回されず、冷静に受け止める姿勢が大切
  • 厳しい意見の中にこそ成長のヒントがある
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