明治神宮おみくじ(大御心)第23首の意味と読み方

明治神宮のおみくじ「大御心(おおみごころ)」の第23首は、テーマ「誠(まこと)」についての御製(ぎょせい)です。作者は明治天皇。大御心には大吉や凶といった吉凶の判断はなく、和歌に込められたメッセージをそのまま受け取る形式のおみくじです。

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和歌(原文)

とき遅きたがひはあれどつらぬかぬことなきものは誠なりけり

読み: ときおそき たがひはあれど つらぬかぬ ことなきものは まことなりけり

作:明治天皇

和歌の読み解き

現代語訳: 成し遂げるまでの早い遅いの違いはあるけれど、最後まで貫き通せないことがないもの――それは誠の心である。

この和歌は、誠実さが持つ力の強さを詠んだものです。

  • 「とき遅きたがひはあれど」:時間の早い遅いの違いはあるけれど。人によって成果が出る時期は異なるということです。
  • 「つらぬかぬことなきものは」:貫き通せないことがないもの。必ず最後まで貫けるという力強い表現です。
  • 「誠なりけり」:それは誠の心であるのだ、という詠嘆。

このおみくじのメッセージ

物事を成し遂げるまでの道のりは、人それぞれ異なります。すぐに結果が出る人もいれば、長い時間を要する人もいます。しかし、誠実な心から出発した行いは、時間がかかったとしても最終的には必ず実を結ぶものです。明治天皇はこの歌で、誠実さこそが何にも勝る力であると伝えています。

どんなに巧みな手法を用いても、そこに真心がなければ長続きしません。反対に、不器用であっても誠実に取り組み続ける人は、最後には信頼と成果を手にすることができます。正直者が損をするように見えることもありますが、最終的な勝利は常に誠実な人のもとに訪れます。

このおみくじを引いた方は、今の自分が誠実な心で物事に取り組めているか確認してください。結果がすぐに出なくても焦る必要はありません。誠の心で続けていれば、必ず道は開けます。

まとめ

  • 誠実な心から始めたことは、時間はかかっても必ず貫き通せる
  • 巧みな方法より真心のある行動こそが、最終的な成功を呼ぶ
  • 結果が出るまでの速さは人それぞれ。誠実さを信じて歩み続けることが大切
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