明治神宮おみくじ(大御心)第27首の意味と読み方

明治神宮のおみくじ「大御心(おおみごころ)」の第27首は、テーマ「峯(みね)」についての御製(ぎょせい)です。作者は明治天皇。大御心には大吉や凶といった吉凶の判断はなく、和歌に込められたメッセージをそのまま受け取る形式のおみくじです。

目次

和歌(原文)

大空にそびえて見ゆるたかねにも登ればのぼる道はありけり

読み: おほぞらに そびえてみゆる たかねにも のぼればのぼる みちはありけり

作:明治天皇

和歌の読み解き

現代語訳: 大空に高くそびえ立って見える峰にも、登ろうとして登っていけば、道はあるものだ。

この和歌は、どんなに困難に見える目標でも、挑戦すれば道は開けるという教えを詠んだものです。

  • 「大空にそびえて見ゆるたかねにも」:大空に高くそびえて見える峰にさえも。途方もなく大きな目標や困難のたとえです。
  • 「登ればのぼる」:登ろうとして登っていけば。実際に行動を起こすことの大切さを強調しています。
  • 「道はありけり」:道はあるのだった、という発見と感動。やってみれば思ったほど不可能ではないということです。

このおみくじのメッセージ

遠くから高い山を見上げると、「あんなところに登れるはずがない」と思ってしまいがちです。しかし、実際に登り始めてみると、一歩一歩進める道が必ずあるものです。明治天皇のこの歌は、大きな目標を前にしたときに必要なのは、まず一歩を踏み出す勇気とたゆまぬ努力だと教えています。

かつては不可能だと思われていたことも、勇気ある人々の挑戦によって次々と達成されてきました。人生においても同じです。「無理だ」と決めつけていたことが、いざ取り組んでみると意外に道が見つかるということは少なくありません。

このおみくじを引いた方は、大きすぎると感じている目標はないでしょうか。遠くから眺めているだけでは何も変わりません。まずは最初の一歩を踏み出してください。登り始めさえすれば、必ず進める道が見えてきます。精神を集中させて取り組めば、成し遂げられないことはありません。

まとめ

  • どんなに高い目標でも、挑戦すれば道は必ず見つかる
  • 必要なのは一歩を踏み出す勇気と、歩み続ける努力
  • 「無理だ」と決めつけず、まず行動を起こすことが大切
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