明治神宮おみくじ(大御心)第28首の意味と読み方

明治神宮のおみくじ「大御心(おおみごころ)」の第28首は、テーマ「衛生(えいせい)」についての御歌(みうた)です。作者は昭憲皇太后。大御心には大吉や凶といった吉凶の判断はなく、和歌に込められたメッセージをそのまま受け取る形式のおみくじです。

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和歌(原文)

かりそめのことは思はでくらすこそ世にながらへむ薬なるらめ

読み: かりそめの ことはおもはで くらすこそ よにながらへむ くすりなるらめ

作:昭憲皇太后

和歌の読み解き

現代語訳: つまらないことを思い悩まずに暮らすことこそ、長く生きるための薬であろう。

この和歌は、心の健康が体の健康にもつながるという教えを詠んだものです。

  • 「かりそめのことは思はで」:些細なこと、つまらないことを思い煩わずに。取るに足りない悩みを手放すということです。
  • 「くらすこそ」:暮らすことこそ。日々の生活のあり方を指しています。
  • 「世にながらへむ薬なるらめ」:この世に長く生きるための薬であるだろう。心のあり方が健康長寿の秘訣だという意味です。

このおみくじのメッセージ

人は往々にして、過ぎ去ったことを悔やんだり、まだ起きていないことを心配したりして、心のエネルギーを無駄に消耗してしまいます。昭憲皇太后は、そうした取り越し苦労やくよくよした気持ちを捨てて、今日という一日を前向きに過ごすことが、健やかに長生きするための一番の薬だと教えています。

もちろん、深刻な問題にはしっかり向き合う必要があります。しかし、多くの悩みは振り返ってみればそれほど大きなことではなかったと気づくものです。目先の小さなことに心を奪われるのではなく、今この瞬間を感謝しながら精一杯生きることが大切です。

このおみくじを引いた方は、今抱えている悩みが本当に心を費やすべきものかどうか、冷静に考えてみてください。くよくよ悩むよりも、今できることに全力を注ぎましょう。明るく前向きな心で日々を過ごすことが、心身ともに健やかでいる秘訣です。

まとめ

  • つまらないことで思い悩まないことが、健康長寿の秘訣
  • 過去の後悔や未来への不安に心を消耗させない
  • 今日一日を感謝しながら精一杯生きることが大切
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