明治神宮おみくじ(大御心)第26首の意味と読み方

明治神宮のおみくじ「大御心(おおみごころ)」の第26首は、テーマ「義(ぎ)」についての御歌(みうた)です。作者は昭憲皇太后。大御心には大吉や凶といった吉凶の判断はなく、和歌に込められたメッセージをそのまま受け取る形式のおみくじです。

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和歌(原文)

茂りたるうばらからたち払ひてもふむべき道はゆくべかりけり

読み: しげりたる うばらからたち はらひても ふむべきみちは ゆくべかりけり

作:昭憲皇太后

和歌の読み解き

現代語訳: 生い茂った茨(いばら)や枳殻(からたち)を払いのけてでも、踏むべき正しい道は進むべきである。

この和歌は、困難を乗り越えてでも正しい道を進む勇気を詠んだものです。

  • 「茂りたるうばらからたち」:うっそうと茂ったトゲのある茨や枳殻。行く手を阻む障害や困難の象徴です。
  • 「払ひても」:それらを払いのけてでも。困難を排除する強い意志と行動力を表しています。
  • 「ふむべき道はゆくべかりけり」:踏み行うべき正しい道は進むべきであった。義のためには困難を恐れないという決意です。

このおみくじのメッセージ

正しいと信じる道を歩もうとするとき、必ずしもその道は平坦ではありません。むしろ、トゲだらけの茂みのように、行く手を阻む障害が立ちはだかることのほうが多いかもしれません。しかし昭憲皇太后は、だからといって正義の道を避けてはならないと説いています。

困難を切り開いて前に進むことは、単に自分のためだけではありません。道なき道を拓くことで、後に続く人たちの道筋にもなります。新しい道を開拓し、より良い世の中を作っていくことこそ、人生の生きがいというものです。

このおみくじを引いた方は、困難を前にして立ちすくんでいないか自問してみてください。正しいと信じるなら、勇気を持って一歩を踏み出しましょう。トゲに傷つくこともあるかもしれませんが、その先にこそ本当に進むべき道が開けています。

まとめ

  • トゲのある障害があっても、正しい道は勇気を持って進むべき
  • 困難を切り開くことが、自分だけでなく周囲にとっても道を拓くことになる
  • 正義のために立ち向かう勇気こそが、人生の生きがい
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