明治神宮おみくじ(大御心)第6首の意味と読み方

明治神宮のおみくじ「大御心(おおみごころ)」の第6首は、テーマ「心(こころ)」についての御歌(みうた)です。作者は昭憲皇太后。大御心には大吉や凶といった吉凶の判断はなく、和歌に込められたメッセージをそのまま受け取る形式のおみくじです。

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和歌(原文)

むらぎもの心にとひてはぢざらばよの人言はいかにありとも

読み: むらぎもの こころにとひて はぢざらば よのひとごとは いかにありとも

作:昭憲皇太后

和歌の読み解き

現代語訳: 自分の心に問うてみて、少しも恥じるところがなければ、世間の人がどのように言おうと気にすることはない。

この和歌は、良心に従って生きることの強さを詠んだものです。

  • 「むらぎもの」:「心」にかかる枕詞(まくらことば)。五臓(内臓)を意味し、心に導く伝統的な表現です。
  • 「心にとひてはぢざらば」:自分の心に問いかけてみて、恥じるところがないならば。良心に照らして正しいと確信できる状態を指します。
  • 「よの人言はいかにありとも」:世間の人々の言葉がどのようなものであっても。周囲の批判や噂に惑わされないという強い意志です。

このおみくじのメッセージ

世の中にはさまざまな意見があり、何をしても批判や噂はつきものです。他人の評価を気にしすぎると、自分の信念がぐらつき、何が正しいのか分からなくなってしまいます。昭憲皇太后はこの歌で、最も大切な判断基準は自分自身の良心であると示しています。

自分の良心に問いかけて、胸を張れるのであれば、周囲がどう言おうと揺らぐ必要はありません。良心とは神様に通じるものであり、誠実な心で下した判断は、やがて正しさが証明されるものです。

このおみくじを引いた方は、今、周囲の言葉に振り回されていないか振り返ってみてください。他人の声に翻弄されるのではなく、自分の心の声に耳を傾けましょう。自らの良心に恥じない行動をとることで、揺るぎない自信が生まれます。

まとめ

  • 自分の良心に恥じるところがなければ、世間の批判を恐れる必要はない
  • 最も大切な判断基準は他人の評価ではなく、自分自身の心
  • 良心は神に通じるものであり、誠実な判断は自信の源となる
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