明治神宮おみくじ(大御心)第19首の意味と読み方

明治神宮のおみくじ「大御心(おおみごころ)」の第19首は、テーマ「巌上松(がんじょうのまつ)」についての御製(ぎょせい)です。作者は明治天皇。大御心には大吉や凶といった吉凶の判断はなく、和歌に込められたメッセージをそのまま受け取る形式のおみくじです。

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和歌(原文)

あらし吹く世にも動くな人ごころいはほに根ざす松のごとくに

読み: あらしふく よにもうごくな ひとごころ いはほにねざす まつのごとくに

作:明治天皇

和歌の読み解き

現代語訳: 嵐が吹きすさぶような世の中であっても、心は動じるな。岩の上に根を張る松の木のように。

この和歌は、揺るぎない信念を持つことの大切さを巌上の松にたとえて詠んだものです。

  • 「あらし吹く世にも」:嵐が吹くような激しい世の中にあっても。困難や変動の激しい状況を指しています。
  • 「動くな人ごころ」:人の心よ、動揺するな。力強い命令形で信念の堅持を呼びかけています。
  • 「いはほに根ざす松のごとくに」:岩盤にしっかりと根を張った松の大木のように。どっしりとした不動の姿のたとえです。

このおみくじのメッセージ

岩の上に立つ松は、どんな嵐にも倒れることなく堂々とそびえています。それは深く張った根が、しっかりと岩を掴んでいるからです。明治天皇は、人の心もこの松のようにあるべきだと説いています。

世の中は常に穏やかであるとは限りません。予想もしなかった困難や、周囲の変化に翻弄されることもあるでしょう。しかし、そうしたときに信念を見失い、あれこれと迷い揺らいでいては、正しい判断を下すことはできません。日頃から自分自身を鍛え、確固たる信念の根を養っておくことが大切です。

このおみくじを引いた方は、自分の信念がしっかりしているか確認してみてください。周囲の状況に流されやすくなっていないでしょうか。巌上の松のように動じない心を育て、どんな逆風にも耐えられる自分を作っていきましょう。

まとめ

  • 岩に根を張る松のように、揺るぎない信念を持つことが大切
  • 世の中の変動に心を惑わされず、堂々と自分の道を歩むべき
  • 不動の信念は日頃の修養と自己鍛錬から生まれる
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